最近のパソコンは初心者でも操作しやすいように工夫されていますが、それがかえってパソコンを分かりづらくしています。仕事で使うには結局、専門的な知識が必要になるので、パソコンを使う上で知っておいた方が良いことを、なるべく分かりやすく解説します。
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インターネットのケーブルは一本ではない?

インターネットを利用するには、プロバイダ料金以外に通信料が必要になります。というのも、各家庭からインターネットのためだけに新しいケーブルを設置するには莫大な費用がかかるので、すでに一般家庭に普及しているケーブルのうち、パソコン同士の通信に使えそうなものを考えた時に、一番に思いついたのが「電話線」だったのです。

実際、以前は電話線でインターネットを利用している人も多かったのですが、あまりにもスピードが遅かったため、通信速度が速いケーブルテレビのケーブルを引き込んだ人もいたかもしれません。今では「ADSL」という、電話線を使うのに高速に通信できるサービスも始まりましたし、インターネット用に高速に通信できる「光ファイバー」のケーブルを設置する工事も着々と進んでいます。まだ少し割高ですが、PHSや携帯電話を利用してインターネットに接続することもできるようになり、インターネットに接続するための方法の選択肢は、非常に多くなっています。

ところで、インターネットに接続するためのケーブルは見かけ上1本ですが、実は65536本という細かい線に分かれています。そしてそれぞれの線が、何のファイルをやり取りするのかが決められています。

たとえばホームページを見るのに使うのは80番目の線、電子メールを送る時は25番目の線、受け取る時は110番目の線といった具合。線を分けることによって、ホームページを見ながらでもメールを受信することができるわけです。

実際には右図に書いたような実物の線があるわけではなく、あくまでパソコン内部の電子的な情報なのですが、この仮想的な線のことを「ポート」と呼んでいます。
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