最近のパソコンは初心者でも操作しやすいように工夫されていますが、それがかえってパソコンを分かりづらくしています。仕事で使うには結局、専門的な知識が必要になるので、パソコンを使う上で知っておいた方が良いことを、なるべく分かりやすく解説します。

パソコンの仕組み

パソコンも熱くなる

皆さんは人間の脳も電気信号を出しているのをご存知でしょうか?神経細胞に電気が流れることによって、私たちは手や足を動かすことができるのです。パソコンも同様に、電気信号を各装置に流すことによって、画面を表示したり、音を鳴らしたりすることができます。

人間の脳で「計算をしなさい」「漢字を読みなさい」といった命令を出すところが、パソコンではCPU(中央処理装置)という部品になります。
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人間はカッとなると見境がなくなる場合があります。よく「あの人はすぐ熱くなる」と例えたりしますが、パソコンのCPUも一緒で、CPUの温度が高くなりすぎると熱暴走がおこり、パソコンが止まってしまったり、計算間違いをしたりと、正しく動作しなくなってしまいます。人間の場合、頭に血が上って興奮している人に「頭を冷やせ」と言いますが、パソコンのCPUも温度を下げるために、CPUクーラーという小さな扇風機が近くについています。どうです?人間と似てませんか?

パソコンのCPUは電力が強いほど高速に動作しますが、電力を強くするほど高熱を発生するので、冷やすのも大変になります。CPUの設計や、金属の素材などを変えて、なるべく低電力で高速に動くCPUの開発が今も進められています。最近の主流は、CPUを2つ搭載するデュアルコアという技術です。人間の頭も右脳と左脳があるので、ある意味デュアルコアですね。

パソコンのCPUは後から性能のよいものに買い換えることができるのが、私たち人間からすると、ちょっとうらやましいかもしれません???
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