最近のパソコンは初心者でも操作しやすいように工夫されていますが、それがかえってパソコンを分かりづらくしています。仕事で使うには結局、専門的な知識が必要になるので、パソコンを使う上で知っておいた方が良いことを、なるべく分かりやすく解説します。

パソコンの仕組み

パソコンにも教育が必要

皆さんは日本に生まれたので日本語や日本の生活様式が染み付いていると思いますが、もしアメリカで生まれていたら、英語で物を考えて、洋風の暮らしをしていたかもしれません。人間は生まれた環境によって様々に変化するのですが、それはパソコンも一緒です。

私達が生まれてから今までに覚えた言葉や生活習慣などの知識を蓄えている場所が、パソコンではハードディスクやSSDという部品になります。ちなみにハードディスクの方がSSDよりもたくさん覚えられますが、SSDの方が覚えていることを早く思い出すことができます。
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中でも、言葉や他人とコミュニケーションをとる方法など、人が知的に暮らしていくために必要な最低限の知識は、日本の場合は義務教育で教え込まれますが、パソコンの場合は「オペレーティングシステム(以下OS)」がそれに相当します。OSをハードディスクやSSDに覚えさせることによって、パソコンも最低限動かせる状態になるわけです。OSの中で一番有名なのは、マイクロソフトという会社が販売している「Windows」シリーズです。皆さんのパソコンもWindows●●ではないですか?ただ、Windowsしか入っていない状態のパソコンは、学校の勉強しか出来ない子供と一緒ですから、一人前に仕事をこなすためには技術を身につけなくてはなりません。

usb.jpg人間の場合は技術を身につけたい時には、参考書などの本を読みますよね。パソコンの場合は外見が音楽CDに良く似ている、パソコン用のCD(CD-ROM)を使って、ハードディスクやSSDに覚えさせることができます。例えばパソコンで年賀状を作りたい時には、年賀状を作る技術の入ったパソコン用のCDをハードディスクやSSDに覚えさせれば良いわけです。

また、人間は覚えていることを忘れないように、ノートなどにメモすることができますが、パソコンも同様に「USBメモリ」などの記録装置を用意すれば、ハードディスクやSSDの中のデータをコピーすることができます。

また、人間は他人から教えられることもたくさんあります。パソコンも同様に、違うパソコンとつないで、それぞれのパソコンが覚えている情報を交換し合うことができます。そして世界中のパソコン同士が情報を交換し合えるのが、皆さんご存知の「インターネット」です。インターネットについては、また後で「インターネットの基礎」で詳しく解説します。
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