最近のパソコンは初心者でも操作しやすいように工夫されていますが、それがかえってパソコンを分かりづらくしています。仕事で使うには結局、専門的な知識が必要になるので、パソコンを使う上で知っておいた方が良いことを、なるべく分かりやすく解説します。

Windowsの基礎

「ファイル」とは

パソコンには32個のスイッチが入っていて、42億通りの電気の流し方ができるということを説明しましたが、パソコンにとっては文字も画像も音も、すべて電気信号です。

例えば「グラフィックボード」と呼ばれる部品に電気を流すと、画面に文字や画像が表示され、

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「サウンドボード」と呼ばれる部品に電気を流すと、スピーカーから音が出ます。

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このように部品によって、電気信号は画像や音など、いろんなものに変化するわけです。そして、どの部品にどのような電気信号を流すかを記録したものを「ファイル」と呼んでいます。

「ファイル」はさらに「実行ファイル」と「データファイル」に分けられます。音楽を例にすると、曲がデータファイル。曲を読み込んで再生するという処理を行うのが実行ファイルです。データファイルだけあっても再生できませんし、実行ファイルだけあっても読み込むデータがないと使い道がありません。つまり、実行ファイルとデータファイルは、2つそろって初めて役に立ちます。実行ファイルは「プログラム」や「ソフト」と呼ばれる場合もあります。以下は、実行ファイルとデータファイルの一例です。

実行ファイルデータファイル
ワープロソフト文書
画像編集ソフト
画像
音声再生ソフト音声
動画再生ソフト動画

Windowsでは実行ファイルはデータファイルよりも目立つように表示されます。(右図はホームページを見るために使われるInternet Explorerという実行ファイルのアイコン)

ただ、ファイルも数が増えてくると、目的のファイルを探すのが大変になってきます。そこで役に立つのが「フォルダ」です。
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