最近のパソコンは初心者でも操作しやすいように工夫されていますが、それがかえってパソコンを分かりづらくしています。仕事で使うには結局、専門的な知識が必要になるので、パソコンを使う上で知っておいた方が良いことを、なるべく分かりやすく解説します。

Windowsの基礎

「フォルダ」とは

電気の流し方、つまりファイルを保存するには、記憶装置という部品が必要です。下の図で言えば、一番外側の大きな箱です。パソコンに内蔵されているハードディスクやSSDがそれにあたります。USBメモリやSDカードなどの、必要な時だけパソコンにつないで使う記録装置も一緒です。

まず大きな箱の中に、でっかいダンボール箱を入れます。通常は1つだけ入れる場合が多いです。これをドライブ(またはパーティッション)と言い、順番にA、B、C…とアルファベットで名前をつけて管理します。Aドライブ、Bドライブはフロッピーディスクという記録装置用と決められているのですが、すでに時代遅れになってしまったので、最近のパソコンでは使われていません。一応アルファベットだけは空けておいて、Cドライブから使うようになっています。

記録装置自体が2つ以上あるとDドライブ、Eドライブと割り当てられていきますが、1台のハードディスクやSSDでも、中に2つのでっかいダンボール箱を入れれば、1台で2つのドライブとして認識されます。


folder.jpg

でっかいダンボール箱だけでは整理が難しいので、さらに小さなダンボールを入れて使うことにしました。これを「フォルダ」と言います。「フォルダ」は実際の箱ではなく、ファイルと同じくパソコンの中での電気信号の並びなので、簡単に作ったり消したりすることができます。フォルダの中にさらに小さいフォルダを作ることも可能です。フォルダの中にさらに小さいフォルダの中にさらに小さいフォルダ…も可能です。

デジタルカメラで撮った画像ファイルなら「2008年」「2009年」といったように年代別の名前のフォルダを作れば良いでしょうし、CDからパソコンに録音した音楽ファイルなら「サザンオールスターズ」「Mr.Children」のように、アーティスト別の名前のフォルダを作れば、たくさんのファイルも上手に整理できるでしょう。

しかしWindowsの場合、普通にパソコンを使っている限りでは、このフォルダがどこにあるのかが非常に分かりづらかったりしますので、詳しく解説します。
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